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駆け出しデザイナー&日曜版画家たかだの日々のあることないこと (※作品写真の無断使用は禁止です)


by makikokima0517

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こんにちは。長らく間が空いてしまいましたが元気に過ごしてます。
しかしなんだか7月はずっとトイレの事ばかり考えていて、あっという間でした。
(海外で過ごすにあたり最大の問題だと思う)

お盆休みになったらアレしようコレしようと考えていたものの、実際はぐでぐで寝てばかり、、。怠惰の極みご飯です。
そして気が付けば折り返し地点。
というわけで昨日は一念発起して、富士吉田にある友人のオープンアトリエに行ってきました。
OPEN STUDIO
いや〜すごかった。とりあえずスケールが。
私が思い描くペインターのスタジオってこんな感じだなというスタジオそのものでした。
4人のグループ展スタイルだったのだけど、どれも開放感があって良かった。
これから売れそうだな〜と思う作家さんもいた。純粋にいいなぁ。

色々お話して、作品についてとか、思うところはたくさんあったけど
一番む〜と思ったことは、女性作家が制作を続けて行くことについて。
私はどうも「女性は〜」とカテゴライズして考えてしまうことがあって、それは良くないなぁと分かっているのだけど、
やはりどうしても性別からくる情緒性っていうのは完全に見えてしまうと思う。
そしてその女性特有の情緒性が、何が何でも制作を(仕事を)続けていくという選択を阻んでしまうのかも、、と思う。
何かに向けて強く進んでいく時に、何かを犠牲にしたり野心をもったり人を傷つけてしまうことがあって(まぁその茨の道具合によるけど)、その事にその情緒性故に苦しむから。
でも、そういう、言葉の端に浮かぶものを捉えたり雲の揺れる部分を見たり曖昧なままに会話を終わらせることのできる情緒性の美しさは素晴らしいところもあって、それを作品に投影してくのは貴重なことだなぁと思うのです。

だから女性作家が歳を重ねる毎に減っていってしまうのは勿体無いなぁと思う。
何人もそういう友人を見てきたから。
そして自分もそうなのです。
作家より仕事をすることを選んだけど、やっぱり諦めきれずにたまに絵を描いてみたり、近くに居る人を応援しようと思ったり。

なので、今描ける環境にある女性作家はどんどん頑張っていって欲しいなぁと思うのです。
by makikokima0517 | 2014-08-14 12:43